髙嶋政伸 スペシャルドラマ「ガラスの城」出演決定!
髙嶋政伸が、テレビ朝日開局65周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第二夜 「ガラスの城」に出演することが発表となりました。
本作は、エリート社員が集まる大手商社の社員旅行中に行った殺人事件の真相に迫る社会派ミステリー。
風情あふれる修善寺で社員旅行に興じる中で、部長が何者かに殺されるという社内殺人事件が発生。エリートが集い、“壮麗なガラスの城”ともいうべき華やかさを放つ大手商社に渦巻く欲望を、ミステリアスな空気をまとう地味で不透明な一般職・的場郁子(波瑠さん)と、出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村佳乃さん)があぶり出していく物語です。
髙嶋は、不穏極まりない社内殺人事件を追う、静岡県警のベテラン刑事《倉田文則》を演じます。後輩刑事の佐原壮馬(満島真之介さん)に、的場をマークするよう指示をし、鋭い視線で事件を俯瞰する役どころです
<髙嶋政伸コメント>
■出演オファーを受けた時の気持ち
松本清張作品はすごく緻密で、ミステリーが面白い。その世界にまた入れるんだなと思って、とてもうれしかったです。清張作品に出演するのは6回目ですが、どの作品にも独特のタッチがあって、大好きです。そんな中、昭和の戦後の貧しさや、国民の上昇志向といった清張作品ならではの要素が、令和版にどう生きてくるのか…。非常に興味がありました。台本を拝見したら非常にいい形で描かれていましたし、インターネットが浸透して、かつては憧れの場所だった東京や都市が客観的に見られるようになった令和の時代だからこそ、『ガラスの城』という作品は改めて描く意味があるんじゃないかなという気がしました。
■倉田文則という役の印象、演じられるうえで心掛けていること
ある一定の距離を取りながら決して本丸に介入はせず、客観的に物事を見ているような印象を受け、すごく面白いなと思いました。この距離感と眼差しが大事なのかなと思い、きちんと表現していけたらいいなと思いました。また、大きく見るとバディなんだけど、細かく見ていくとそうではない佐原刑事との関係性も面白い。この構成は原作にはないのですが、それによって物語の形が少し変わってくる面白さもあるので、非常によくできているなと感嘆しました。
■初共演となる満島真之介さん、主演の波瑠さんの印象
満島さんは、お芝居はもちろん普段のお人柄もいいんですよ! 満島さんがいらっしゃると現場が明るくて楽しいし、「これだな!」と思いました。お話も面白いし、佐原刑事役にもピッタリです。実は満島さん、ご自分ですごくいい感じになると、指笛を吹かれるんですよ(笑)。僕もその指笛を習得して、子どもに見せたくて…。撮影中、満島さんにぜひレクチャーをお願いしたいです!
波瑠さんには撮影初日からカウンターパンチを食らいました。喜びや不安、絶望、戸惑いといった感情の中ににじみ出る狂気…それらがふわ~っとまとまって、見えてくるんです。すごい女優さんだなと思いましたね! 次にまたどんな表情やお芝居が見られるのか興味津々です。吸収できるものは吸収させていただきたいと思いながら、撮影に臨んでいます。
「ガラスの城」は、テレビ朝日系にて2024年1月4日(木)21:00~放送です。
是非お楽しみに!