戸井勝海・石井一彰 ミュージカル「SMOKE」出演決定!
戸井勝海と石井一彰が、2024年1月に開幕するミュージカル「SMOKE」に出演することが発表となりました。
本作は、韓国の詩人、李箱(イ・サン)氏の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、2016年に誕生した韓国発のミュージカルです。日本では2018年に浅草九劇にて初演を迎え、口コミで評判が広がりリピーターが続出するほどの大盛況となりました。2019年、2021年の再演を経て、2024年には3ヵ月のロングラン公演が実現します。
登場人物は、詩を書く男「超(チョ)」、海を描く者「海(ヘ)」、心を覗く者「紅(ホン)」の3人。“超”と“海”が女性“紅”を拉致するところから始まる物語は、話が進むほどに、扇情的なメロディとまるで謎解きをするように展開していきます。冒頭とラストで物語はまったく違う顔を見ることになる、衝撃的かつ重厚な作品となっています。
戸井と石井は、《超》を演じます。
<戸井勝海コメント>
日中戦争が始まった年に27歳で亡くなった李箱。世界中がきな臭くなっていたあの時代、彼は何を見ていたのだろう。周りから理解してもらえない天才という状況は経験がないが、押しつぶされそうになった時に選んだ道を、人によっては逃げと捉える人もいるだろうし、裏返しの強さと捉える人もいるだろう。作品と皆さんが作り出す空気の中で泳いでみる事で、僕自身が何をどう感じてくるのか今から楽しみです。
20代の若者3人の物語。この年の自分がまさか出演できるとは思ってもみなかった。過去の上演は観られなかったが、評判は耳にしていた。その作品のレジェンドの大山真志さんを始め、まだ共演した事はないけれど客席の僕の心や胕をギューッと引掻き回してくれた素晴らしい方々とご一緒できるのが楽しみで仕方ありません。今この年まで生きてきた自分の生き様が良くも悪くも曝け出されるであろうこの作品。覚悟して臨みます。
<石井一彰コメント>
オリジナル版の作・演出のチュ・ジョンファさんの演出を受けるのことができるのが今からとても楽しみです。何度も再演されている作品なので世界観を崩さずに自分なりに「SMOKE」に挑戦できたらいいなと思っています。観に来てくださる皆様の記憶に残る作品にできるよう精一杯がんばります。よろしくお願いします!
<公演概要>
2024年1月23日(火)〜3月31日(日)/浅草九劇
是非お楽しみに!