熊谷彩春が、「無伴奏ソナタ The Musical」に出演することが発表となりました。

本作は、アメリカの作家、オースン・スコット・カードの短編小説を原作とし、2012年に舞台作品として演劇集団キャラメルボックスが初演して圧倒的な評価を博した名作のミュージカル化作品です。
すべての人間の職業が幼児期のテストで決定される時代を舞台に、音楽の天才として見出された男、クリスチャン・ハロルドセンの壮絶な人生が描かれます。
2歳で音楽の神童と認定されたクリスチャンは、両親と別れて、森の中の一軒家に移り住む。自分の音楽を作り、演奏することが彼に与えられた仕事で、「メイカー」となった。メイカーは既成の音楽を聞くことも、他人と接することも禁じられていた。彼が30歳になったある日、見知らぬ男が森の中から現れてレコーダーを差し出し、「これを聴いてくれ。バッハの音楽だ……」と告げるのだった―。

熊谷は《リンダ（ウェイトレス）》ほかを演じます。

＜熊谷彩春コメント＞
初めてこの作品を拝見したとき、他者によって管理された機械的な近未来の物語の中で、関わり合う登場人物たちの人間臭さに、胸を打たれました。
そんな素敵な作品の1ピースになれること、リンダというチャーミングでコミカルな役に挑戦させていただけること、心から嬉しく感じています。
ミュージカル化にあたって、歌やダンスも加わるということで、どのような化学反応が起きるのか、今からとても楽しみです。

＜公演概要＞
2024年7月26日（金）～8月4日（日）／サンシャイン劇場
2024年8月10日（土）～8月11日（日）／森ノ宮ピロティホール

是非ご注目ください！